通常「現実の指数」とは、その時の指数を構成する各現物株の市場価格から算出される指数のことを指します。

 しかし、最終決済時の 「現実の指数」 とは、指数を構成する各現物株の現物市場での始値から算出される特別な指数のことを指し、これを、特別清算指数(SQ値)といいます。

※特別清算指数を算出する日に値段のつかなかった銘柄に関しては、気配等に基づいて特別清算指数を算出することとなります。

株価指数先物取引では、最終決済を行うことで、現実の指数と約定した価格分の金銭との交換と同様の効果となります。

そして、満期後の現実の指数によって、売り手、買い手のどちらが差額を支払うかが決まります。

約定した価格 < 現実の指数 の場合は、 買い手が、現実の指数を安い値段で買うことになるので、差額を売り手が支払うことによって最終決済が行われます。

一方、約定した価格 > 現実の指数の場合は、売り手が、現実の指数を高い値段で売ることになるので、差額を買い手が支払うことによって最終決済が行われます。


先物取引が成立した時点では、契約が行われるだけで金銭の授受は行われません。

そして満期をむかえると、買い手は約定した価格分の金銭を支払い、売り手は、現実の指数を交付することになります。

しかし、株価指数は抽象的な数値であるので、指数そのものを交付することができません。 そこで、現実の指数と約定した価格との差額の授受を行うことで、その決済が行われます。

このように、差額を授受することによって決済することを差金決済といいます。上のような決済は、満期時にのみ行われ、この決済を最終決済といいます。

5回に分けて先物取引入門を紹介します。

 1回目は、「株価指数先物取引の区分」の説明です。

株価指数先物取引は、3月、6月、9月、12月の第2金曜日の前日を取引最終日とする取引に区分して行われます。

これらを限月取引(げんげつとりひき)といい、取引最終日の近いものから順番に5つの限月取引が並行して行われます。
 
このように、1つの限月取引が終了(限月での売買を清算する最終決済)したらその翌日から新しい限月取引が開始されます。

10月14日よりイブニングセッション(夕場)の終了時間が延長されるようですね。

CME Globexが始まる時間帯と重なり、アメリカ市場の値動きがCME 225先物に影響されやすくなり、イブニングセッションのボラが期待できます。

「昨年9月18日にイブニングセッションの取引がスタートしましたが、同時間帯での日経225先物、日経225ミニ、日経225オプションの合計取引高は開始初日の7,081単位から現在では一日平均で66,599単位に達するなど、導入から1年足らずで順調に拡大しているそうです。
こうした背景には資金の流れのグローバル化が加速するなか、同時間帯の取引が、午後立会時間終了後の「ヘッジ」等、様々な活用が可能な時間帯として認知されてきていることの表れであるともいえます。
また、10月14日からはイブニングセッションの取引時間を午後8時まで(現行は午後7時まで)1時間延長することが大阪証券取引所から発表されるなど、今後ますます同時間帯の活用に注目が集まることが予想されます。」(2008/09/23の楽天証券 先物・オプションニュースより)

寄り付きから夕引けまで11時間の自動売買の始まりです!